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“美濃ういろう”の製造方法

 信洲屋本店の看板商品である“美濃ういろう”の製造方法を紹介します。

 “美濃ういろう”は名古屋のういろうのような米粉ではなく、上質小麦粉(岐阜県産)を用いているのが特徴です。また、肉桂(ニッキ)が入っており独特の風味があります。

 なお、生菓子のため、ネットショップでは販売しておりません。ご来店の上、お買い求めくださいませ。

撹拌(かくはん)

撹拌(かくはん)作業

黒糖を十分に混ぜ合わます。

煮込み

煮込み作業

十分に撹拌(かくはん)した後にお湯と混ぜ、沸騰させます。次に肉桂(ニッキ)を入れます。肉桂(ニッキ)が入ることによる独特の味わいは他にはない魅力を醸し出します。みつがなめらかになるまで店主自ら手で丁寧にかき回しながら、じっくりと煮込みます。

再撹拌(かくはん)

再撹拌(かくはん)作業

火からおろし、上質小麦粉を入れ、ミキサーでだまができないように十分に撹拌(かくはん)します。撹拌(かくはん)後、目の細かいふるいでこします。米粉ではなく小麦粉を使うのが美濃ういろうの特徴の一つです。

型取り

型取り作業

混ぜ込んだのち、せいろに入れた木型に手際よく流し込んでいきます。

蒸し

蒸し作業

せいろを使って強火の蒸気でしっかり蒸します。蒸し加減は、創業以来の製法として代々受け継がれています。

化粧流し

化粧流し作業

せいろをいったんおろし、上下を入れ替えます。その際に表面の凹凸をなくすために再度流し込みます。これを「化粧流し」といいます。

この作業でういろうの見た目が決まります。温度加減や流し込む量など熟練の技が必要です。

冷やし

冷やし作業

蒸したのち、木型より取り出し、冷やします。

成形

成形作業

正方形に切ったのち、三角形に切ったら出来上がりです。